続く習慣、途切れる習慣
続く習慣、途切れる習慣
○継続している習慣を数えましょう。途切れた習慣より多いはずです。
習慣が途切れることは、たいしたことではありません。
また、1から始めればいいのです。
仕事に忙殺されると、継続していた習慣のいくつかが途切れてしまうことがあります。
特に、将来のために続けていた習慣が途切れることは、精神的に辛いものがあります。
私の場合、TaskChuteの記録が3か月間途切れました。
でも、深呼吸してから落ち着いて考えると、途切れた習慣より、継続している習慣のほうがはるかに多いことに気づきます。
不正確でも、数値で比較してみましょう。
私が自宅で行っている日々の習慣を思い出せるだけ書いてみました。
浴槽掃除
庭の水撒き
ゴミ捨て
コーヒーを用意する
パンを焼く
子供を起こす
布団を上げる
使用した食器を食器洗い機に入れる
TaskChuteに記録する
布団を敷く
洗濯を手伝う
11個ありました。
「TaskChuteに記録する」ことは他の習慣より作業が煩雑に思えますが、習慣の1つには変わりません。
習慣の数で考えると、11個のうちの1個です。
この習慣が途切れても、家族が困るわけではありません。
子供が寝過して学校に遅れる方が家族にとって一大事です。
TaskChuteの記録が欠けることは、私だけが困ることです。
TaskChuteの記録は、2012年の7月末から始めたことです。
それ以前はその存在を知らずに生きてきました。
TaskChuteなしでやっていけたのだから、なくてもなんとかなるでしょう。
ここまで書くことで、ずいぶん気持ちが軽くなりました。
まとめると、たった1つの習慣が3カ月ほど途切れただけのことで、しかも、家族に直接の迷惑をかけたわけではありません。
抱えている問題を小さく見積もっても実害がない場合、紙くずをゴミ箱に捨てるように、その問題を頭から追い出す方法を考えましょう。