「錯視ブロック」を体験してきました

♯脳の日ごろ使わない部分を酷使したので、いつもと違う興奮と疲労を体験できました。

2015年9月26日(土)13:00〜17:00に静岡文化芸術大学で開催されたワークショップの「また、錯視ブロックを組み立てて、見る―立体物における表面装飾の効果―」に、子供と一緒に参加しました。

錯視という言葉ではピンときませんが、目の錯覚と言われるとピンと来るかと思います。

例えば、同じ長さの線だけど、両端につける矢印の矢の向きを変えると長さが違って見えるものがあります。
https://upload.wikimedia.org/wikipedia/commons/thumb/f/fe/M%C3%BCller-Lyer_illusion.svg/220px-M%C3%BCller-Lyer_illusion.svg.png

今回のワークショップでは、錯視をおこす模様を貼り付けたレゴブロックを組み合わせて、オリジナルの錯視イメージを作りました。

ワークショップは2部構成で、1部では、最初に錯視の解説を聞き、次に、立体の断面図を予測する知能テイストを受けました。その後、5種類のブロックを組み立てて、その錯視の効果を体験しました。
私の作ったものは以下の5つ。
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休憩後の第2部では、まず、建物の表面にある錯視の解説を聞き、次に自分オリジナル作品を作製してその写真を撮り、各人が作製した作品の1分間プレゼンで作品のタイトル、一番気に入っている視点、工夫したところを紹介し、その後、作品の特徴に従い分類を行いました。最後に、総括の解説を聞きました。
私の作った作品は、以下のもの。

写真の左側のブロックの境界線は傾ているのに、右側では境界線が平行になる不思議を表現しようとしました。
うまく伝わっているでしょうか。
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今回のワークショップを含む関連の情報は関連このワークショップで用いた錯視ブロックの作り方は、+http://opticalillusionblock.tumblr.com/に掲載されています。
錯視ブロックの作り方は、「ブロック立体デザインにおける錯視パターンの使用― 構造とテクスチャの相互作用の再認識 ―」の最終ページに掲載されています。
紹介されている白色のレゴブロックを購入して、自分用の錯視ブロックを用意しようと思います。

それから、関連のワークショップが、2015年11月7日に静岡大学の浜松キャンパスで行われる予定になっています。
うちの子は、参加する予定にしています。