WindowsマシンをIchigoJamのMIDI音源に使う

 IchigoJamのシリアルポートを使ってMIDI音源を鳴らす方法が、紹介されました。

「福野泰介の一日一創」の「150円でつなぐ!MIDI音源で音楽あそび - Roland SC-88 Pro x IchigoJam」です。

MIDI音源を持っていない場合、中古で購入しても結構な出費となります。

 そこで、パソコンをMIDI音源として使うこととしました。

 いろいろと設定があるでしょうが、Windwos内蔵のMicrosoft GS Wavetable Synthを鳴らします。

1.入手するもの

 USB MIDIインターフェース、5ピンのDINソケットと線材少々です。


 上の写真は、私の使っているUSB MIDIインターフェース


 上の写真は、私の使っている5ピンのDINソケットとワニ口クリップ付きのケーブル



2.接続方法

 USB MIDIインターフェースをパソコンのUSB端子に接続すると、自動的にドライバがインストールされます。

コントロールパネル→デバイスマネージャー→サウンド、ビデオ、およびゲームコントローラーをみると、「USB2.0-MIDI」があることが確認できるかと思います。

次に、5ピンのDINソケットを使ってIchigoJamとUSB MIDIインターフェースの入力を接続します。

これで、物理的な接続は終了です。



3.Windowsパソコン上での設定

IchigoJamのTXDからの信号はUSB-MIDIインターフェース経由でパソコンに届くのですが、これだけでは、音はなりません。

USB-MIDIインターフェースに入った信号を「Microsoft GS Wavetable Synth」に届ける設定が必要となります。

この目的のために、私はMIDI音楽編集ソフト「Domino」(http://takabosoft.com/domino)を使いました。



Dominoを立ち上げたのち、ファイル→環境設定を開きます。

MIDI INはMIDI信号を受け取る側です。IchigoJamからUSB MIDIインターフェース介してパソコンとつながっていますので、インターフェースのドライバのUSB2.0-MIDIを選びます。


MIDI OUTはMIDI信号を送る側です。「Microsoft GS Wavetable Synth」に信号を送り届けたいので、「Microsoft GS Wavetable Synth」を選びます。




これで、物理的にもソフトウェア的にも、IchigoJamと「Microsoft GS Wavetable Synth」が接続されました。

福野さんの紹介通り、IchigoJamをプログラムすると、パソコンから音が鳴るようになります。