あなたの「靴屋の小人」を探しましょう。

○たとえば、炊飯器は「靴屋の小人」の一つです。

先の「小人の靴屋」効果を、時差のある地域にチームメンバーがいない環境で発揮することができないでしょうか。
創造性が必要な仕事の場合は難しいかもしれませんが、時間のかかる単純な仕事では発揮できる場合があります。
機械の導入すると、それが「靴屋の小人」になります。

人間は睡眠をとる必要があるため、その活動時間に制限が加わりますが、機械には制限がありません。
自分の仕事の中で、機械に任せられる仕事を切り分けてみましょう。
あるいは、今使っている機械の機能を調べてみて、手作業を置き換えることができないか考えてみましょう。

例えば家事労働の中では、炊飯器が「靴屋の小人」の1つです。
寝る前に米と水を仕込んでおくと、起床時間に合わせてご飯を炊いてくれます。
あたりまえのことを言っていますが、鍋を使って炊いていた時代の労働時間を節約してくれたのは炊飯器です。
あなたの「靴屋の小人」はありましたか?