「小人の靴屋」効果

グローバル化により、日々の調整がなければ、仕事は24時間フルタイムで進みます。

リンダ・グラットン著「ワーク・シフト」を読み終えました。
気になったことを話題にちょっとハッピーな方向に話を横滑りさせてみます。

今回は、91ページ「1日24時間・週7日休みない世界―グローバル化の要因」

同じ時計で生活しているチームメンバーと仕事をすると、自分が睡眠をとっている時は、他のメンバーも睡眠をとっていて、その間に仕事が進みません。


一方、8時間ほどの時差のある国との間で仕事をすると、夕方に依頼した仕事が次の日の始業時にはその結果が戻ってきます。
極端な場合、残業で遅くまで職場に残っていたら、帰宅前に仕事の結果を受け取る事になったりもします。
寝ている間に仕事が進むスピード感は、快感です。
ちょうどグリム童話の「小人の靴屋」で靴屋が眠っている間に小人が代わりに靴を作ってくれるかのようです。