AUGM名古屋に参加した #augm758

○20年ぶりのAppleのファンには、盛りだくさんの内容でした。

2012年10月27日(土)にApple User Metting 名古屋が電気文化会館で開催されました。
kazuedaにとっては、ほぼ20年ぶりぐらいのユーザーグループのイベント参加だったので、会がはじまるまで居場所が見つからなかったのですが、開始後は、たっぷり堪能することができました。
述べたいことはたくさんあるのですが、まずは全体報告から。

オープニングトークでは、司会のユッキーさんからの説明と注意事項がありました。

2つのメインセッションがあり、最初のメインセッションでは、「iphoneバカ」で知られている美崎栄一郎さんによる、iPadアプリの活用法が紹介されました。
電子書籍エバーノートでの管理とアプリの「KYBER」の活用法が、私の琴線に触れました。

ベンダーセッションは3回あり、最初のセッションでは、株式会社MetaMojiの岩田浩史さんとi-Studio Penの金勇信さんがお話をされました。
岩田さんは、自社のアプリとスタイラスペンによる手書き環境を紹介されました。
アプリの「Note Anytime」に興味がそそられ、ベンダーブースでその詳細をさらに教えていただきました。
金さんは、自社のStudio Iを紹介されました。
Studio Iを使うとipad表面に手がふれても、専用ペンで入力することが可能になります。

ショートセッションは2回あり、最初のセッションでは戸津弘貴さんによる、iPodiPhoneiPadiTunesの情報サイトである「ipod style」の10年を振り返るお話でした。
サイトのコンセプトは「No Rumor」だそうです。
11月に秋葉原で10周年イベントが開催されるそうです。

2回目のベンダーセッションでは、GIZMONの清家英明さん、トリニティ株式会社の星川哲規さん、そして株式会社アビロスの政岡健太郎さんの3人がお話をされました。

清家さんは「チャレンジ・ザ・ギネス」と題して、iPhoneフィルムカメラのようになるケースの紹介をされました。
このケースは33個の金型を使った部品を組み立てて作製されているようで、既存のケースでは最も部品点数が多いそうです。
iPhone 5ではさらに部品点数の多い50個を用いるそうで、この部品数の多さでギネスを目指すそうです。

星川さんは、保護フィルムと自社ブランド「+simplism」の商品紹介をされました。
東レと開発された「フラッシュリバイブ」を使った、表面の傷が自己修復する保護フィルムの性能紹介の動画は必見です。
また、ケースと待ち受け画面のデザインを同じにする話には、感心しました。

政岡さんは、表面コート剤と保護フィルムの紹介をされました。
エンジェル向けのプレゼンのようでしたので、政岡さんの第一印象は、技術のわかる経営者か、技術者兼経営者なのかな、でした。
究極保護シートの紹介は技術資料満載で、スペック情報に関心が高い人の心をつかんだのではないでしょうか。

2回目のショートセッションでは、東海Walkerの@kosuke09さんの司会で、名古屋大学の河口信夫さんとアップス.jpの小倉大介さんがお話をされました。

河口さんは、大学で行っている位置情報収集の研究紹介から、収集したデータの汎用化への取り組みを紹介されました。
その成果の一つとしてアプリの「駅.Locky」があります。
さまざまなものの位置情報が存在し、それぞれの情報に対して別々のサービスが存在します。
将来は、マップサービスとコンテンツサービスを組み合わせて、個人個人に合った位置情報サービスを一元的に提供できるサービスを目指すそうです。

小倉さんは最近始めた紙媒体の情報誌を紹介されました。
アップスはアプリ紹介のアプリで有名です。
最近、ダウンロード数の頭打があり、その理由を分析をされたそうです。
その分析からフリーペーパーの「スマホマガジン」を発行することにしたそうです。。
スマホマガジンはsoftbank関係のショップと都営地下鉄で配布されています。
このフリーペーパーを発行されてから、これまでの25倍のアプリのダウンロード数を達成したそうです。

最後のベンダーセッションでは、アドビシステム株式会社の中尾毅さんがお話されました。
Adobe Creative SuiteCreative Cloudの紹介でした。
Creative Cloudでは、ライセンスに従い、必要な時に使用端末にアプリをダウンロードして利用できるそうです。
各種アプリケーションの紹介がありましたが、私が注目したのは、InDesignです。
InDesignを使うとiPadアプリを作成できるそうです。
プログラミング言語を習得することなくアプリを作れそうです。

クロージングのメインセッションでは林信行さんによるnexus 7の画面をiPadminiに模した印籠パフォーマンスに会場が沸きました。
その後、iPhone発売以降のAppleを動画を交えて紹介されました。
さらに、iPadminiの取材内容をオフレコで紹介されました。
最後に、ジョブスの死去から1年に触れられ講演を終了されました。

クロージングトークは、Macお宝鑑定団のdanboさんにより行われました。
林信行さんのお話の概要はスタッフの方にも秘密で進められたそうで、運営に苦慮されたそうです。
AUGM名古屋でのお話は、林さん自らが情報を公開したのち、解禁されるのでしょう。
20年ぶりのアップルに関するイベントだったので、話題についていくのに精いっぱいでした。
セッションメモは、A5の用紙で17枚になりました。
ここでは概要だけ述べて、関心のあるトピックは別記事として紹介したいと思います。