ipod touchにお気に入りの有線キーボードをつなぐ

ipod touchにお気に入りのUSBキーボードがつながると、キーボード好きはどこでもSmall OfficeならぬTiny Officeが実現します。
☆☆☆ここで紹介する方法は、PIP-KB2の販売元であるPrincetonの推奨する方法ではありません。
自己責任でお願いいたします☆☆☆

ipadにキーボードをつなぐ快適さについては、「枕元にipad」で触れました。
残念ながら、2012年8月26日現在、iPad Camera Connection Kitを使ってipod touchにキーボードをつなぐことはできません。
しかし、ついに、USBキーボードをつなぐ方法を確立しました。

それはPrincetonのPIP-KB2を使う方法です。
これはUSBキーボードを接続できるドックです。
メーカー推奨の使い方では、ドックをUSBキーボードとコンピュータ本体の間にはさんで、1つのキーボードで、ドックに接続した機材と本体のキーボード入力を可能にします。
注意しなくてはいけないのは、ipod (touch)(あるいはiphoneipad)と相性のいいUSBキーボードを用いなければならない点です。

PIP-KB2を接続してwindowsのデバイスマネージャーで確認すると、このドックはUSB複合デバイス、汎用USBハブ、HIDキーボードデバイス、HID準拠デバイス、USBヒューマンインターフェイスと認識されています。
しかし、本体のUSB TypeAメスコネクタに、例えば、USBメモリをつないでも認識されません。

それでは、添付のマニュアルどおり接続して相性のいいキーボードが見つかったら、Tiny Officeの準備です。

私は接続するUSBキーボードとして、折りたたみUSBキーボードであるRUDE RBK-500Uを使っています。
さらに、PIP-KB2のドックコネクタipod touchとは直接つながず、Cable JiveのdockXtenderでつないでいます。
このようにする理由は、PIP-KB2添付のスタンドを本体に取り付けるのが面倒だからです。

1つ注意点があります。
パソコンにつないだ時は動作したのに、パソコンにつながずに使用するとキーボードが反応しないことがあります。
この原因には、ipod touchの供給電力では駆動電力が足りない可能性があります。。
USB端子のついた携帯電源を利用してみましょう。
私は、本体の電池消耗も避けるために、単三電池2つを使う百均のUSB充電器を使っています。

実際の操作をまとめてみます。
1.ケースからRBK-500Uを取り出す。
2.付属の巻き取りUSBケーブルのminiUSBをRBK-500Uにつなぐ。
3.このUSBケーブルのもう一方のUSBコネクタをPIP-KB2につなぐ。
4.dock Xtenderをドックコネクタにつなぐ。
5.このケーブルのもう一方のコネクタをipod touchにつなぐ。
1つの操作が2秒とすると、全部で10秒。

Bluetoothキーボードはうまくつながれば、かなり短時間で接続されます。
でも、本体とキーボードの電池の消耗が心配だし、フライトモードでは、そもそもBluetoothは使えません。

マニアックな方法ですが、ipod touchでキーボードを使いたい人はご一考を。

おまけ。
PIP-KB2には、「巻き戻し/スキップ」、「再生/一時停止」、「早送り/スキップ」のボタンが付いています。
これは、音楽や、youtubuの動画再生の時に用います。
NHKラジオのらじる★らじるradikoのアプリケーションでは、「再生/一時停止」ボタンで放送の再生、停止を、「巻き戻し/スキップ」と「早送り/スキップ」で放送局の切り替えができます。
バックグラウンドで再生している時に操作したい場合は便利です。
上記3つのボタンで操作できるアプリが他に見つかりましたら、改めて紹介します。