戦友とよべる人生のパートナーがいますか

○人生のパートナーを戦友と思えたら、人生は半分成功したといえるかもしれません

夏休みを読書で費やそうと考えていましたが、そうもいかず出勤日となってしまいました。
しかし、1冊だけ読むことができました。
竹内 健 (著)「世界で勝負する仕事術 最先端ITに挑むエンジニアの激走記 (幻冬舎新書)」です。

参考になる点が多々あり、著者は有言実行できる強い研究者だとの印象を特に感じました。

その強さの源をあとがきに見た気がします。

最後に、これまでの人生は、仕事では世界の舞台で勝負しつつも、プライベートでは共働きをやりくりする苦闘の連続でもありました。共働きを続けるうえで、日本の社会や会社には、ガラスの天井、様々な障害がありました。妻はそうしたことを一緒に戦ってきた戦友でもあり、仕事で困ったときにはいつも相談できる、最も頼りになる存在です。私が世界を飛び回るほど、妻の負担が増えて、ずいぶん苦労をかけしてしまいました。

また、子どもたちは保育園を日米の5ヵ所転々としたように、生まれてすぐに、「競争が激しく、変化が多い」生活に放り込まれてしまいました。妻と私の両親にはいまだに子どもの面倒を見てもらっています。

私が新しいことへの挑戦を続けられるのは、変化のなかでもたくましく生き、いつも私を助けてくれる家族がいるからこそです。

公の場で家族、特に妻への感謝の意を素直に示すことが出来るのは、大変素晴らしいことです。
「外に出たら7人の敵がいる」と言いますが、1人でも味方がいれば渡り合うことができます。
特にその味方が後方支援で盤石の体制を整えてくれたら、攻めの一手が打てるようになります。

私の人生にも、つらい日々や、決断に迫られる時がありました。
それらに前向きに取り組めたのは、妻の応援と励ましがあったからです。
これまで、公の場で妻への感謝の意を述べる機会ありませんでした。
そのような機会に恵まれたら、著者と似た感謝の意を述べる気がします。
「今の私があるのは、戦友である妻のおかげです。」と。