耳から情報を取り入れる

○目を離せない時は、耳から情報を取り入れましょう。

子供が歩き始めてから小学校に入るまで、休日の私の主な仕事は子守でした。
妻が家の仕事を終えるまで、子供を外に連れ出すのです。
近所の寺社仏閣で子供と過ごしていました。

子供は、小石、落ち葉や木の実を拾ったり、砂で遊んだりしていました。
最初は気持ちよく子供の遊びに付き合うのですが、その単調さに次第に飽きてきます。
帰宅を促しても、子供はなかなか言うことを聞きません。
ぐずる子供抱えて無理に帰宅するか、時間を気にしながら飽きるまで付き合うかになります。

幼い子供と一緒に過ごす貴重な時間ですので、できれば最後まで心地よく過ごしたいものです。
読書でもできればいいのですが、子供の安全のためには目を離すわけには行きません。
そこで、MP3プレーヤーの出番です。
MP3プレーヤーにポッドキャストのデータを入れておき、それを聞きながら子供の相手をしていました。
子供の言っていることがよく聞こえなくても、しっかりしゃべれないうちは多少適当な合いの手でも子供は喜びます。

私が聞いていたのは、日経ポッドキャストの「聴く日経」、「週間 日経トレンディ」、「伊藤洋一のRound Up」、TBSラジオの「JUNK」、PBSの「Science Friday」でした。

子供が小学生になってからは、あまり真剣にポッドキャストは聞けません。
私の表情を見て、子供は面白そうな番組を聴こうとしますし、適当な合いの手には、ヘッドホンをはずして話を聞くよう促すからです。
さらに、子供と一緒に身体を動かしすことができるので、退屈することもなくなったからです。