枕元にipad

○枕元でのメモに、iPad+iPad Camera Connection Kit+RBK-500Uの組み合わせを使っています。
メモの量が増えました。
☆☆☆iPad Camera Connection KitにUSBキーボードを接続することを、Appleは推奨していません。
不具合が出る可能性が高いので、自己責任でお願いいたします。☆☆☆

眠れぬままに思考をめぐらし、ふとアイデアがひらめくと起き出して電灯をつけることは、すでに習慣化していた。
それから枕元のノートにメモを書いて、また寝ることもあるし、書斎に行って計算をはじめてしまうこともあった。

その夜、枕元の大学ノートにメモを書きつけたあと、かれはつぶやいた。
「どうして気がつかなかったのだろう・・・・・・」

上記の文章は中野不二男さんの書かれた「湯川秀樹の世界: 中間子論はなぜ生まれたか」より抜粋しました。

枕元にメモと筆記具を用意しておくことは、ひらめきを逃さないために重要だといわれています。
私は、枕元メモではなく、枕元コンピュータとして、ASUSEeePC 701SD-Xを用いていました。
このノートパソコンで「こんなこと考えている人はいないか」、「あんなことをすることはできないか」と検索し、相当する情報をみつけると「あとで読む」で、メールにクリッピングしていました。
おもに、新しい発想の記録というより、思考の断片をまとめるためのきっかけの収集に使っていました。

お気に入りのマシンですが、ファンが付いていることとキーボードのピッチが少し小さいことが気になっていました。
最近、枕元での文字入力が増えるにつれて、小さなキーボードに対するストレスが増えてきました。
さらに、夜中に動くファンの音で、眠りが浅くなる夜がありました。

手元には、大部の資料の持ち運びに導入したiPad2がありましたので、701SD-Xに置き換えられないか検討しました。
ファンレスの効果は絶大ですが、ソフトウェアキーボードによる入力のストレスが増えました。
そこで、ピッチの大きなキーボードを接続することにしました。

iPadに接続可能なBluetoothキーボードは種々販売されており、選択の自由度が高いのですが、ペアリングのアクションがスピード感を損なうので、有線キーボードを探しました。
Dockコネクタに接続可能な有線キーボードはありますが、可搬性を損ないます。
AppleiPad Camera Connection Kitを介してUSBキーボードをipadにつなぐことが可能になると、キーボードの選択の幅が増えることになります。
USBキーボードの中から可搬性を考えて折りたたみキーボードに焦点を合わせて探すと、REUDOのRBK-500Uが見つかりました。

現在、私のところでは、RBK-500UをiPad Camera Connection Kitを介してiPadに接続することが可能になりました。
さらに「晴れのちクラウド」に掲載されている「Bluetooth Keyboard のショートカットで iPad のホームボタン機能を有効にする方法」を適用すると、画面に触れずに操作できるようになります。

ずいぶん快適になりましたが、不満な点があります。
RBK-500Uの接続毎に「デバイスを使用できません 接続されているUSBデバイスには対応していません。」と表示され、「OK」ボタンを押すことを要求されます。
まどろんでいる時にこの操作を要求されて、慌てることがあります。
もう少し、検討してみようと思います。