中日新聞2012年7月26日朝刊「歩いてみよう」から

○マイナス思考に陥りそうになったら(ラジオ)体操でもやってみよう

「老いに勝つ」浜松医科大名誉教授 高田明和さんのコラムに、こんなことが書いてありました。
http://iryou.chunichi.co.jp/article/detail/20120727142536347
見出しに「お金をかけず脳の老化防ぐ」とありました。
以下引用です。

最近は脳トレよりも筋トレという言葉が使われている。
高齢になったら、運動をした方が脳トレよりももっと認知症防止になるということだ。

特に記憶を高めるような訓練をすると、嫌なことも思いだしてかえって脳と体に悪いことも指摘されている。
実際、年をとると思い出すことのほとんどが嫌なことか、嫌なことへ連想がつながるということも分かってきた。
むしろ思考を整理して余計なことを考えない方が良いことも指摘されている。

運動をすると、余計なことを考えないという効果もある上に、脳細胞を刺激する神経栄養因子という物質を出させ、脳を活性化することも知られている。

引用終わり。

心に残った点が、2つありました。
1点目は「年をとると嫌なことばかり思い出す」こと、
2点目は「運動をすると、余計なことを考えない」ことです。

もともと、小さなことにくよくよする性格ですので、一度、気になってしまうとそのことから離れることができなくなります。
年をとると嫌なことばかり思い出すようになるそうですので、毎日がますますしんどくなりそうです。
そこで、私は、ブログで日常生活のちょっとしたことをポジティブに捕らえる練習をしています。
物事には、いい面と悪い面があります。
意識していい面、いい事をすくい上げてやると、ささやかなことでも、気持ちを落ち着かせることができます。

どうしても、頭から余計な考えを追い出せなかったら、作業場の片付けなどの体を動かす作業をして、気持ちを切り替えます。
きれいに片付くにつれて、気持ちが落ち着いてきます。

後は、週3日の運動の習慣を毎日にできれば、気持ちのリセットが毎日できて、気持ちいいでしょうね。
まずは、寝起きの体操を取り入れてみましょう。
子供とのラジオ体操をきっかけに毎日の運動習慣を確立できたらいいですね。