蝉が鳴く

40半ばだけど、人生まだ半分に至らず。

日差しが強いな、気温が高いな、と感じる日が増えてきました。
さらに、最近チームの仕事が前進していないので、仕事しんどいなーと感じたりもします。
そんな日でも庭に出ていつもの水撒きをしていると、最近、セミの鳴き声が聞こえるようになりました。

セミの鳴き声に気付いたのは、7月13日辺りだと記憶しています。
この頃は、気温が高いなと感じ始めた時期です。
庭木に止まっているのを見ると、クマゼミのようです。

小学生の頃の夏休みは祖母の家で過ごしており、大量のクマゼミを捕っていました。
捕ったクマゼミをアルミサッシの網戸と窓ガラスの間に集めていたので、その鳴き声は大変大きなものでした。
よく祖母が「せからしかー」と言っていたのを覚えています。

毎年、夏休みになるとセミ捕りや水泳をしに、一人でも祖母の家に滞在していましたが、社会人になってからはほとんど訪問しなくなりました。
最後に訪問したのは20代後半で、出張の帰りでした。
その祖母が今年亡くなりました。
99歳の大往生だったそうです。

私はまだ、祖母の人生の半分も生きていません。
私にとって、これまでの人生より、これからの人生の方が長いであろうことを意味します。
まだ半分以上自分に時間が残されていると考えると、日々の状況変化や感情の起伏に振り回されることは瑣末なことに思えます。
大きな目標を設定し、ゆったり構えて着実に取り組み続けると、どんな目標でも実現できそうな気持ちになります。

まだ、半世紀も私には時間があるのですから。